漫画の表紙(装丁)のデザインについて

我が家は家族で漫画を共有して読んでいます

楳図かずおの漫画で、「わたしは真悟」が実家にありました

文庫本サイズの全7巻のうち最後の1巻だけ無く、結末を知りません

引っ越してからまた読みたくなり、新装版を買いました


この漫画は産業用ロボットが自我を持ち、表紙の男の子と女の子2人を探す内容なのですが、まず表紙の絵が白黒です

主人公のロボットは機械を組み立てるための認識する目がありますが、白と黒、そしてドットで認識します

この新装版のカバーデザインは白と黒のイラストに一部カラーが入っていて、タイトルはドット調の書体

主人公のロボットから見た世界、真悟という名前のロボットの主張、そういう世界観を表したようなデザインを感じられます



ボコっとした加工がいい!

カバーを外すと漫画を包む部分がクリアなプラスチック素材?です

普通は厚紙で包んであることが多いですが、透けて見えるのが逆にかっこいいです


そしてカバーの装丁以外にも、本編にいくつもカラーページがあったり、扉絵がたくさん入っていたりと、贅沢です


このような凝った装丁はお金がかかるイメージですが(この1冊結構高い)、根強い人気がある漫画だからこそデザインも一工夫されていると思います

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